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合理的配慮とは?合理的配慮の伝え方。

みなさん、こんにちは。
横浜市都筑区の就労移行支援事業所「ルミノーゾ横浜都筑」です。

合理的配慮(ごうりてきはいりょ)とは、障害のある人が他の人と同じように学んだり、働いたり、サービスを利用したりできるように、一人ひとりの状況に応じて必要な調整や工夫を行うことです。

日本では、障害者差別解消法に基づき、行政機関だけでなく民間事業者も、過重な負担にならない範囲で合理的配慮を提供することが求められています。

本記事では、職場の合理的配慮について解説します。

合理的配慮はどうやって決まる?

職場における合理的配慮は、本人と企業が話し合いながら、お互いに実現可能な方法を探していきます。
これを「建設的な対話」と表現しています。

【建設的対話のポイント】

  • 本人にとって本当に必要な配慮か
  • その配慮によって他の人の権利や安全が著しく損なわれないか
  • 事業者や学校などにとって過重な負担にならないか

合理的配慮は「障害による困りごとを減らし、誰もが公平に参加できるよう、その人に合わせて無理のない範囲で必要な工夫や調整を行うこと」です。

本人と企業側の双方にとって合理的なので「合理的配慮」なのです。

合理的配慮の対話のタイミング

職場で合理的配慮について話し合うタイミングは、「困ってから」だけではなく、困りごとが予想される段階からが大切です。

厚生労働省の指針では、採用後について、事業主が必要に応じて確認し、配慮が必要と分かった場合には、本人と話し合って具体的な措置を決めることとされています。また、本人から会社に申し出ることもできます。

入社・配置の前

  • 新しい仕事を始める前
  • 配属先や仕事内容が決まったとき
  • 「この仕事ではこういう配慮が必要」と分かっている場合

自分の特性や通院への配慮など、予めわかっていることは事前に伝えましょう。

採用面接では、合理的配慮を書類で提出したり、直接伝えるシーンもあります。
特性を言語化、整理しておきましょう。

仕事を始めて、困りごとが出てきたとき

  • 指示を理解するのが難しい
  • 周囲とのコミュニケーションで困る
  • 集中できない
  • 通院や体調のため勤務時間に調整が必要
  • 騒音や照明など職場環境が負担になる

などなど、困りごとが出てきた場合には、「もう少し頑張ってから」ではなく、困りごとが分かった時点で相談してみましょう。

仕事内容・職場環境が変わるとき

  • 異動や配置転換
  • 上司やチームが変わる
  • 業務内容が大きく変わる
  • 勤務時間や勤務場所が変わる

こうした変化がある場合は、これまで問題なく働けていても、環境が変われば新たな配慮が必要になることがあります。

障害の状態や仕事への影響が変わったとき

  • 病状や障害の状況に変化があった
  • 新たな困りごとが生じた
  • 今までの配慮では足りなくなった

こうした変化があった場合は、以前決めた配慮を見直すための話し合いをして構いません。
厚生労働省も、障害の状態や職場の状況の変化に応じて、必要な確認を行うこととしています。

定期的な面談のとき

  • 上司との1on1面談
  • 人事面談
  • 定期的な合理的配慮の確認

こうした面談は「今の配慮で働きやすいか」「追加で必要なことはないか」を確認する良い機会です。

ルミノーゾの職場定着支援面談では、毎回確認するようにしています。

合理的配慮の伝え方

合理的配慮を職場で伝えるときは、

  1. 何に困っているか
  2. どうしてほしいか
  3. それによってどう仕事がしやすくなるか

の順番で話すと伝わりやすくなります。

合理的配慮 基本の伝え方

事例を挙げつつ、基本の伝え方をご紹介します。

① 困っていること
「口頭だけで指示を受けると、内容を忘れてしまうことがあります」

② 希望する配慮
「重要な指示については、メールやメモでも確認できるようにしていただけると助かります」

③ 仕事への効果
「確認しながら作業することで、ミスを減らして仕事を進められると思います」

という形です。

合理的配慮を伝えるときのポイント

  • 「できない」だけで終わらせず、「こうすればできる」と伝える
  • 配慮してほしいことをできるだけ具体的にする
  • 「いつも」「全部」などではなく、どんな場面で困るのかを説明する
  • 必ずしも障害や病気について詳しく説明する必要はなく、仕事上の困りごとを中心に伝える
  • 最初から完璧な配慮方法を決める必要はなく、上司や人事と一緒に検討する

例えば、こんな伝え方があります

仕事の指示について

「一度に複数の指示を口頭で受けると混乱しやすいため、優先順位を示していただけると助かります。」

環境について

「周囲の話し声が多い環境だと集中しにくいため、可能であれば比較的静かな場所で作業させていただきたいです。」

休憩について

「長時間続けて作業すると集中力が落ちるため、途中で短い休憩を取れるようにしていただけると、安定して仕事ができます」

コミュニケーションについて

「急に口頭で質問されると考えをまとめるのに時間がかかるため、少し考える時間をいただけると助かります」

迷ったら、この3点だけでもOKです

「私は○○の場面で困っています。
そのため、○○していただけると助かります。
そうすると、○○という形で仕事ができます」

合理的配慮は、「特別扱いをしてもらう」のではなく、仕事をするうえで生じている障壁を取り除くための調整です。
あなたの能力を発揮し、戦力となって働くためのものです。

 

【参考】
雇用の分野における障害者と障害者でない◆者との均等な機会若しくは待遇の確保又は障害者である労働者の有する能力の有効な発揮の支障となっている事情を改善するために事業主が講ずべき措置に関する指針丨厚生労働省

雇用の分野における障害者への差別禁止・合理的配慮の提供義務丨厚生労働省

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電話番号 045-507-3615
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フロンティア仲町台603
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横浜市指定
事業所番号
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